吉田松陰と久坂玄瑞 1

安政3年(1856)、伊豆に
アメリカ総領事官ハリスがやって来ます。

嘉永7年(安政元年)の「日米和親条約」で
果たせなかった通商を実現するためである。

日本は清国(中国)で起きたアヘン戦争を
研究・分析していたことが交渉に役立ちました。

また、アヘン戦争は多くの若者達に
「このままでは日本は危ない」という「危機感」を植え付けました。

もちろん高杉晋作や久坂玄瑞も、この危機感を持っていました。
玄瑞は「ハリスを斬る」とまで息巻いていました。 「吉田松陰と久坂玄瑞 1」の続きを読む…

吉田松陰と松下村塾

安政2年(1855)12月15日、
1年2ヶ月の野山獄での獄中生活を終え
吉田松陰は、自宅に「禁固」となりました。

病気療養を名目とした帰宅許可でしたので、
釈放とは違いましたので、
杉家の3畳半の一室に
閉居せざるを得ませんでした。

しかし、自宅に戻っていきなり松下村塾を開校したわけではありませんでした。 「吉田松陰と松下村塾」の続きを読む…

【花燃ゆ】第8話「熱血先生、誕生」その5

第8話「熱血先生、誕生」その4 からの続きです。

その時、幽囚室から声がしました。

「久坂玄瑞君、初めまして。吉田寅次郎と申します。」

久坂は、寅次郎をにらみつけながら
幽囚室に足を踏み入れます。

「あなたに聞きたいことが山ほどあるんです。
 宮部殿はお元気でしたか?」

さわやかな笑顔で寅次郎が尋ねました。 「【花燃ゆ】第8話「熱血先生、誕生」その5」の続きを読む…

【花燃ゆ】第8話「熱血先生、誕生」その4

第8話「熱血先生、誕生」その3 からの続きです。

「・・・今、何と?」 

文から医者坊主と言われた久坂玄瑞が、
ピクっ・・と反応するも、文は続けます。

「手紙だけなら何とでも虚勢張れます。
 本当は怖かっとったとしても・・」

「い~しゃあ~・・ぼおずぅ~??」

しゅぴぴぴぴ・・と、目から光線を出しているような表情で
久坂が、ゆっくりと文の方を向きます。 「【花燃ゆ】第8話「熱血先生、誕生」その4」の続きを読む…

【花燃ゆ】第8話「熱血先生、誕生」その3

第8話「熱血先生、誕生」その2 からの続きです。

翌朝、うたた寝をしてしまった久坂玄瑞
寅次郎からの返書が届いた知らせで、目が覚めます。

何を今さら・・と思いつつ、
寅次郎からの返書を読み進めるうちに
いっぺんで眠気は吹っ飛び、再び頭に血が上っていきます。 「【花燃ゆ】第8話「熱血先生、誕生」その3」の続きを読む…

【花燃ゆ】第8話「熱血先生、誕生」その2

第8話「熱血先生、誕生」その1 からの続きです。

ある日、椋梨藤太の屋敷に藩の重臣たちと
藩の商いを担う商人が集められました。

椋梨派と周布派の面々と
商人たちが一堂に会しています。

伊之助は周布政之助の隣に座っていました。

途中で、椋梨が伊之助に
諸事手伝いを任せることにしたと発表します。

椋梨の一声で、伊之助は表情を変えることなく、椋梨派の面々に酒をついで回ります。 「【花燃ゆ】第8話「熱血先生、誕生」その2」の続きを読む…

【花燃ゆ】第8話「熱血先生、誕生」その1

ペリーの黒船に乗り込んでから
1年8ヶ月後の安政2年(1855年)12月
寅次郎は杉家に戻ります。

杉家では、長男・梅太郎と亀の間に
生まれた赤ちゃんが家族に加わっていました。

場面は変わり、九州遊学中の久坂玄瑞
宮部鼎蔵に本を借りに行っています。

後に日本の尊皇攘夷運動の先頭に立つ久坂玄瑞
一刻も早く夷敵を打ち払う術を学ぶために宮部の元に来ていたのでした。

そこで宮部は、長州には吉田寅次郎がいることを久坂に伝えます。 「【花燃ゆ】第8話「熱血先生、誕生」その1」の続きを読む…

【花燃ゆ】第7話「放たれる寅」その4

第7話「放たれる寅」その3 の続きです。

句会の晩、寅次郎は夢を見ます。
闇の中を何かに追われて走っています。

前に光が見えた瞬間、
光がはじけ、寅次郎に襲いかかり、
光は、今度は「二十一回」という文字となり、寅次郎の開いた両手の上に浮かびます。

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【花燃ゆ】第7話「放たれる寅」その3

第7話「放たれる寅」その2 からの続きです。

梅太郎が高須久子を意識しているとの
亀のヤキモチのため
翌日は、百合之助か野山獄に向かいました。

百合之助かに足を運んだのは、初めてです。

「まさか父上が、このようなところに・・」 「【花燃ゆ】第7話「放たれる寅」その3」の続きを読む…

【花燃ゆ】第7話「放たれる寅」その2

第7話「放たれる寅」その1 からの続きです。

明倫館の書物蔵にて
寅次郎を獄から出そうという声について問い詰め、
懐から『福堂策』を取り出した椋梨藤太

「このようなものが出回り、
 あやつを獄から出すのが、
 ますます難しゅうなった。
 いたずらに衆を惑わす者を増やすわけにはゆかん」 「【花燃ゆ】第7話「放たれる寅」その2」の続きを読む…