鹿鳴館

                                         

近代国家の体裁を整えるため
明治政府は、鹿鳴館を造り
毎夜、舞踏会を繰り広げていました。

美和と楫取素彦は鹿鳴館へ到着しますが
招待状を忘れたため、
入口で立ち往生していましたが、
伊藤博文が、気が付いて
駆け寄ってきました。

山県有朋、井上馨もやって来て
再会を喜び合います。

 


 

鹿鳴館の夫人たち

二人は案内されて、中に入ると、
毛利元徳がいます。

元徳は、伊藤に、楫取を
皆に紹介するように言い
美和には、安子の相手をしてくれ・・
と、言います。

安子は、伯爵夫人たちと話していますが
退屈そうにあくびをしています。

そこに美和が来ると
安子は喜び、明るくなります。

安子は、早速、周りにいた夫人たちに
美和を紹介します。

美和が、女たちのために学び舎を
開いていることを伝えると、
夫人たちは興味を持ちます。

学びの場では、製糸工場の工女や、
養蚕農家の女たちや母親たちが通っており、
読み、書き、そろばん、読書を始め
今では家で役立つ実技、養蚕に役立つ知識を学び、
これからは英語も取り入れたい・・と
美和は説明します。

けれども、夫人たちは、
庶民の女たちの教育には否定的です。

 


 

美和の働き

学ぶのに身分は関係ない・・
夫人たちが今着ているドレスだって、
群馬の女たちが紡いだ生糸が
使われているかもしれない・・
と、言いますが、
酒田伯爵夫人、池谷伯爵夫人、嵯峨野侯爵夫人は笑い出します。

安子は、助け舟を出し
近くを通った
外国人をつかまえ、
群馬の生糸の評判を聞きます。

途中から美和の話を興味深く聞いていた、
のちに津田塾大学を創る津田梅子が、
それを通訳します。

外国人によると、群馬の生糸は最高で、
西洋では貴婦人たちのドレスになっている・・
とのことで、夫人たちは驚きます。

群馬の女たちは
群馬の生糸を世界一にするために、
学んでいることを
美和は夫人たちに語ったのです。

その言葉を聞いて、
津田梅子も言います。
「女性の教育こそ、日本の
これからの大きな課題です」

夫人たちは、そんな群馬のために
何かをしたい・・と言い出します。

一方、楫取は、前橋までの
鉄道建設の資金の融資を
財界人たちに頼みますが、
難色を示されます。

しかし、心が変わった夫人たちが
美和の味方となり、ご主人たちは
夫人たちから説得を受けます。

 

 

楫取とダンス

そこに音楽が奏でられ
元徳と安子がダンスを始めます。

安子からダンスを習った美和も
楫取をダンスに誘い、踊り始めます。

伊藤博文も津田梅子に
ダンスを誘いますが、断られます。

この後、伊藤は
初代内閣総理大臣となります。

ダンスをしながら楫取は美和に
「きれいじゃ・・」と言い
美和は、はにかみます。

 

 

嬉しい報せ

東京から帰った美和は熱を出して、
寝込んでしまいます。

そんな美和を
せいが看病してくれます。

そこへ楫取が帰ってきて、
群馬県が、就学率が全国1位になった
と、美和に伝えます。

そして、また新たな
嬉しい知らせが飛び込んできます。

県庁では、資金のめどがついて、
前橋までの鉄道建設が決定した
工藤長次郎が知らせに来ました。

阿久沢権蔵、鈴木栄太郎、星野長太郎たちも大喜びです。

一方、元気になった美和は
学びの場で、再び教え始めました。

そこへ、マサ、スエ、テイが
一等工女になれたので
それぞれの国元へ帰ることになったと
お別れのあいさつに来ます。

第50話「いざ、鹿鳴館へ」その2 へと続く

 


 

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