楫取素彦から美和へのプロポヘーズ

                                         

阿久沢家に機械が導入された
ささやかな祝杯を
美和とせいは二人であげますが
その時に、せいから美和は
楫取素彦と一緒になればよい・・
と言われます。

楫取の心の中には寿姉がいる・・・
と答える美和でしたが、
「もしもお姉さんも
それを望んでいたとしたら?」
と、せいは言います。

 


 

すれ違う二人

「自分の気持ち」を
しっかり見つめてもいいんじゃないか・・
と、背中を押すせいの言葉が
頭から離れないまま、
美和は朝を迎えます。

すると台所の方から音が聞こえます。

美和が台所に行ってみると
楫取が、朝食の支度をしており
魚を焦がしていました。

美和の世話にならなくてもいいよう
自分でできることは自分でしようと考え、
楫取は、朝食を作っていたのでした。

そんな楫取を見て、美和は、
自分の代わりに楫取の世話をする誰かに
来てもらったほうがいいかもしれない・・
と、楫取に話します。

 


 

せいのイラ立ち

学びの場では、マサ、スエ、テイが
富岡製糸場存続のお礼を言いに来ます。

そして、せいも新しい女性の生徒を
学びの場に連れて来ました。

その折、せいは、美和に
楫取との進展状況を聞きますが、
女中を雇うことにしたと
美和は、せいに伝えます。

「何でそうなるんかねえ~?」と
驚いたせいは、群馬県庁へ押しかけ、
楫取に、美和のことを
ちゃんと話してくれたのか・・と
阿久沢権蔵を責め立てます。

お互いに遠慮している二人に
せいは、はがゆがりますが、
そんなせいを、阿久沢は
なるようになる・・と
たしなめます。

 

 

久米次郎との話

そして、久米次郎が
父をたずねて前橋へやって来ました。

久米次郎は楫取家へは寄らず、
町の飲み屋で、楫取と二人で
酒を交わしながら話をします。

久米次郎は司法省の仕事をしていて、
これからはイギリスの法律を
勉強を始めようと思うと話します。

久米次郎は、
自分の思う通りに行かない理由を
美和のせいにして
当たってしまっていたことを
後悔していました。

久米次郎から、美和の様子を
楫取は聞かれますが・・

寿との約束を守り
楫取によく尽くしてくれるが
これ以上、自分ばかりに
美和を縛り付けておくことはできない
と、楫取は久米次郎に言います。

久米次郎は、生前、寿が
楫取と美和は何か通じるものがある
と言っていた・・と言います。

そして、それは、
立ち向かう勇気・・だと思う・・
と、久米次郎は言うのでした。

久米次郎が帰ってから、
楫取は、寿の位牌の前で
じっくりと美和とのことを考えました。

 

 

楫取からのプロポーズ

それからのある日のこと
工藤長次郎と別れた楫取は、
星野長太郎に会い、
アメリカの生糸の輸出が
順調であることを聞きます。

そこへ、学びの場に通う
女性を見かけます。

星野は、彼女たちは
生き生きとしている・・と言い
楫取は、嬉しそうです。

その後、楫取は学びの場へ寄り、
美和の姿を見かけます。

今までの美和との思い出が
走馬灯のように蘇ります。

美和は、生徒に呼ばれてしまったため
楫取は、話しかけることができませんでした。

そして、美和は
秀次郎が正式に久坂家を継いだ報告に、
萩へ行くこととなりました。

出発前の美和に、楫取は
「私は・・これからも
お前と一緒に歩んで行きたいんじゃ。
そばで、互いに支え合いながら。
考えてみて欲しい」
と、ついにプロポーズしました。


第49話「二人の再婚」その2
 へと続く

 


 

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