学校へ行こう

                                         

第44話「運命の糸つなげて」その1 からの続きです。

そんな自分の『志』に従って行動する
楫取素彦や美和と
一緒に歩けないもどかしさと
美和への感謝を
寿は、萩の滝に手紙を書いて伝えます。

その後も、楫取も美和も
群馬の教育振興への、
はじめの一歩を踏み出すために
積極的に行動します。

 


 

西南戦争

その頃、明治政府では、
鹿児島で起こった
士族の反乱・西南戦争に
頭を悩ませていました。

陸軍卿・山県有朋は、
自分が討ち取ると言いますが
木戸孝允が咳き込んで倒れます。

 


 

美和と寿

一方、群馬の博打ばくち場では
トメの亭主が博打にはまり、
性懲りもなく、借金をこしらえています。

そんなことも知らない美和は、
生糸工場の女たちに
文字を学んでもらうために
必死に訴えますが、
その声は、なかなか届きません。

家に帰って愚痴る美和でしたが
頑張り過ぎると、
周りが見えなくなる美和を
「上からモノを見てはいけない」
と、寿が、やさしくたしなめます。

 

 

楫取と寿、東京へ

そんな中、東京で名医が見つかり
寿は、その治療に専念するため
東京の久米次郎のところに
住むことになります。

寿のたっての願いで
美和は、寿の代わりに
楫取を支えるために
群馬に残る事になります。

そして、楫取が寿を連れ
東京にやって来ます。

 

 

木戸の心労

そして、その頃、
最後の長州藩主・毛利元徳が
第十五国立銀行の頭取に就任したため、
楫取も木戸も、お祝いにかけつけます。

木戸が咳き込み、顔色が悪いため
楫取が心配します。

「西南戦争」の鎮圧に
政府は手こずっており、
せっかく国がまとまりかけている時だったので
何としても勝たなくてはいけないとの重圧が
木戸の心と体に、のしかかっていました。

「私に何かあれば、後はお願いします」
と、楫取に頼む木戸でした。

また、毛利安子は、木戸松子から、
美和が、辰路の息子・秀次郎に
仕送りしてるしている話を聞きます。

そのおかげで、辰次郎は
学校に行けていたのでした。

 

 

再び借金取り

一方、その頃、美和は
いつもの通りに、工場に
勉強の必要性を説きに行きます。

ちょうど、その時に
トメの夫が博打にはまり、
借金をこしらえてしまいました。

借金取りが、トメの夫の博打の
借金の取り立てに来ており
今度は、トメの娘・キクを、
差し出せと迫っていました。

何が書いてあるのかわからない証文に
また、判を押してしまったのです。

そこに、せいが現れ
お金を出し、借金を帳消しにしてくれます。

 

 

真心で動く

そんなせいや女たちに
学んで考えること・・
生きる力を身に付けることを
美和は、必死に訴えます。

すると、せいは「気に入った」と言い
美和が女たちに勉強を教えることを
認めてくれます。

一方、楫取は、村の寺に机を運んで、
学校にします。

集まってきた村の子供たちは大喜びです。

そして、阿久沢権蔵を中心に県庁職員が、
学校の配置図を見ている時に
生糸が暴落したという情報が飛び込んできます。

 


 

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