教育の必要性 そして 萩の乱

                                         

群馬に来て、美和が
最初に出会ったのは
阿久沢せいでした。

美和は、せいから案内され
生糸作りの工場の見学をします。
そこで、美和は
母親のトメと一緒に働いている
キクという子供に気付きます。

 


 

トメの借金

すると、借金取りが
そのトメの元にやって来ます。

返したはずのトメの夫の借金の
利息の取り立てに
男たちはやって来たのです。

この証文の文章が読めず
意味もわからずに、
トメが判を押してしまったため
不当な利息を払う羽目になっていたのです。

その場は、せいがうまく話をして
事なきを得ました。

 


 

教育の大切さ

その晩、美和は、その出来事を
楫取素彦と寿に報告します。

騙りとは言え、
トメが字が読めなかったことから
起きた問題ですので
美和は、教育の必要性を感じます。

子供への教育など、まだまだ
考えられなかった時代ですので
まずは、勉強の大切さを知ってもらうため、
母親たちに読み書きを教えることを
美和は考えます。

その後、寿は、
体調が思わしくないため
早く休みますが、
楫取は、今まで寿に苦労をかけたので
できるだけ、そばにいるようにすると
美和に話します。

その頃、萩の杉家では
杉民治が、吉田小太郎を
東京で学問させたいと
玉木文之進に相談しますが
文之進は、「たわけ~!許さん!」
と怒鳴り、とりつく島がありません。

 

 

教育には無理解の当時の人々

美和は、再び、糸ひき部屋に訪れ、
女たちに、字を覚えてみないか
提案してみますが、
みんな、さらさらその気になりません。

勉強するヒマがあるのなら
少しでも稼いでもらった方がいい・・
と、せいも、女たちに
勉強させるつもりはありません。

家に帰ってから、美和は
寿に、その話をし、
自分たちが女性でありながら
教育を受けられる環境にいたことを
感謝するのでした。

そこに、萩の前原一誠から美和に
誠に申し訳ないとの手紙が届きます。

 

 

萩の乱

美和の不安は的中していました。

萩の明倫館では、
「今こそ我々は、もう1つの維新を起こす」と
300名あまりの士族を率いて
前原が挙兵しました。

世に言う「萩の乱」です。

その頃、楫取の元へも
東京の木戸孝允から、
至急の報せが届けられ
萩の乱を知ります。

前原たちは、萩で鎮圧軍と激突します。

しかし、鎮圧軍の圧倒的な兵力の前に
劣勢を強いられました。

戦いには、多くの若者たちも参加していました。
民治と亀の長男・小太郎も、その一人でした。

楫取も、萩へ向かおうとしますが、
それを必死で止めようとした寿が倒れ、
行けなくなります。

東京にいた久米次郎も
この反乱に加ろうとしていましたが、
それを美和が止めます。

久米次郎の気持ちを聞いた美和は
久米次郎とともに萩へ向かうのでした。

第43話「萩の乱に誓う」その2 へと続く。

 


 

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