久坂玄瑞の 忘れ形見・秀次郎

                                         

母・滝の報せを受け
美和は、急ぎ杉家に戻ってきますと
そこには、久坂玄瑞の
忘れ形見・秀次郎がいました。

そこにいた品川弥二郎の報告によると
京で、楫取素彦に頼まれ品川が
秀次郎の居場所をつきとめ
訪ねて行くと、
「どうぞ連れておくれやす」
と、実母の辰路は、素直に
秀次郎を手放したとのことでした。

 


 

わんぱく坊主の秀次郎

秀次郎は、わんぱく盛りで
いたずらばかりでして、
亀は手を焼いてました。

美和は、秀次郎を育ててみようと思う・・
と、母・滝、梅太郎改め杉民治、亀たちに
告げました。

翌日、美和は秀次郎に
ここで暮らすことになったので
自分を母と呼ぶように言います。

しかし、秀次郎は納得しません。

そんな秀次郎に、美和は
読み書きを教えようとしますが、
秀次郎は落書きをしたり
一筋縄には行きません。

そこで、玉木文之進が乗り出し
礼儀作法を教えようとしますが
秀次郎は、怒る文之進を怖がるどころか
「赤鬼」と呼び、からかいます。

そんな勉強に興味を持てない秀次郎が
久坂家を立派に継ぐことができるか
気を揉む美和でしたが
滝は、「秀次郎は秀次郎」
あの子に合う育て方がある・・
と、言います。

 


 

開墾に明け暮れる楫取

その頃、二条窪で
畑仕事を始めていた楫取は
村人たちと、荒地の開墾に
明け暮れていました。

楫取は、役所に
開墾地に水を引くための費用を
役所に掛け合ってみると言い
村人たちは喜びます。

 

 

アメリカでの木戸

その頃、アメリカ合衆国では
木戸孝允、伊藤博文、野村靖は
条約の改正に難航しています。

おまけに、日本国内も
内乱が起こりかねい不穏な動きがあり
こんな時に楫取がいてくれたら・・
と、木戸は思うのでした。

 

 

二条窪での楫取の決意

再び二条窪です。
楫取の妻・寿が
村人たちに、お菓子作りを教え
楽しそうにしています。

そこへ楫取が、役所との交渉から
帰ってきますが、うまく行きませんでした。

しかし、お菓子を食べている
笑顔の子供たちを見ながら
この子たちのために、
何度でも掛け合う・・と
楫取は、敏三郎と中原復亮に
自分の決意を語るのでした。

第40話「二人の母」その2 へと続く。

 


 

コメントを残す