四境戦争

                                         

第35話「孤高の戦い」その1 からの続きです。

長州軍駐屯所で、高杉晋作は伊藤利助に、
雅が来たがってると打ち明けますが、
どうやら困っているようです。

何も知らない高杉の妾の芸妓・うのは
野村たちと楽しそうに話しています。

その時に、中原復亮が
「高杉様、幕府軍、進軍が始まった模様 !!」
と、伝達に来ます。

 


 

薩摩、動かず

さらに、前原一誠が
「薩摩軍が出兵を取りやめたぞ !」
と朗報を持ってきました。

その頃、広島幕府軍本陣には
薩摩藩だけでなく、
広島藩、宇和島藩も出兵を取りやめたことが
報告されます。

そこで、幕府軍は、萩口を攻めることはやめ
残りの四境を、残りの兵で攻めることにします。

 


 

四境戦争、開戦

まず、周防国大島が攻められ取られ
藩主・毛利敬親に知らされます。

女・子供までもが犠牲になっている報告を
高杉小忠太から聞いた敬親は
「討てい !!」と、怒り心頭で命じます。

一方、長州軍艦・丙寅丸(へいいんまる)の中で
高杉は、前原に
「この戦、どう思う ?」と聞きます。

「まともに考えると勝てる気はせんなぁ。
向こうは万、こちらは千・・・」

そう言う前原の答えを聞いてから
高杉は、

「その万の兵がみな、
本気で長州を滅ぼしたいと思うとるならな・・・

志のない、寄せ集めの兵など恐るるに足らん!
この扇1つで十分じゃ」
と扇を広げ、檄を飛ばスノでした。

慶応2(1866)年6月22日、
周防大島近海の幕府軍艦停泊場の
幕府方の軍艦へ
高杉の「撃て」との号令により、
砲撃が開始されます。

それからして、山口城では
周防大島から幕府軍を撃退させた報告を
園山から受け、都美姫は安堵します。

 

 

夫の浮気

山口城の七つ口に雅が来て、
百合之助が残した「畑の種」が入った袋を
美和に手渡します。

お返しに、美和は薬袋を
雅にプレゼントしようとしますが、
雅は浮かない顔をしています。

「おなごがおりました。
旦那さまにお妾がおったんです」
と話す雅は、つらそうです。

美和は、久坂玄瑞の浮気を思い出しました。

その頃、京の長屋では
辰路は、久坂玄瑞の子・秀次郎を
一生懸命に育てています。

辰路は、久坂の話を秀次郎にしています。

 

 

進撃の長州軍

一方、戦は、諸藩の寄せ集めである
幕府軍はまとまりを欠き、
長州軍が各地で勝利を収めていました。

石州口では、兵学者・大村益次郎が
自ら指揮を取りました。

大村の西洋式散兵戦術は
幕府軍を圧倒します。

その頃、座敷牢に閉じ込められている
伊之助は、本荘宗秀に「和議」を持ちかけ、
長州に戻ることに成功します。

本荘が、このことを徳川茂承に
事後報告すると、茂承は
和議には応じずあくまで戦い抜く構え・・
との長州からの返書を見せ、
本荘の責任を問います。

第35話「孤高の戦い」その3 へと続く。

 


 

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