絵堂大田の戦いの勝利

                                         

第32話「大逆転」その1 からの続きです。

玉木彦介と敏三郎が
農家たちから食料を手に入れたことと
幕府の顔色ばかり見ている今の萩政府に
百姓たちが不満を持っていることを
山県狂介、野村靖、品川弥二郎らに伝えます。

 


 

絵堂の戦い

そうして、山県率いる奇兵隊は、
長州の山間に位置する絵堂
駐屯する萩政府軍本陣へ
夜襲をかけました。

不意をつかれた萩政府軍は遁走。

初戦に勝利した奇兵隊でしたが、
戦況は一進一退を繰り返し
苦しい戦いを強いられました。

その頃、奥御殿では、
美和は鞠から戦況を聞いています。

その傍らで、志乃らは
赤子の泣き声を聞いているだけで、
笑顔になっています。

美和と鞠は、銀姫の御子が生まれれば
さらに活気づくことを感じるのでした。

 


 

草莽崛起

大田の諸隊本陣で、山県らが
兵糧がないと頭を抱えていると、
「表に、米が・・・」と
中原復亮が知らせに来ます。

高杉とともにやって来た庄屋が
幕府に長州が屈すると
さらに暮らし向きが苦しくなることを危惧し
食料を提供してくれたのでした。

「この戦いは、
もはや、わしらだけのもんではない。
勝つぞ!
長州のすべての民、草莽の力じゃ」
と高杉は兵たちを鼓舞しました。

名も無き民の力を得て
高杉ら反乱軍は、
たった80名余りの蜂起から、
1000名近い軍勢へ膨れ上がっていました。

しかし、その戦いの中、
玉木文之進の息子の玉木彦介が
命を落としてしまいます。

そうした中、高杉ら反乱軍は
奇跡的に勝利します。

絵堂大田の戦いでの
萩政府軍の敗戦を知り、
椋梨は激怒します。

そして、椋梨は
萩への諸街道の口を固めさせます。

 

 

人質、雅

奥御殿でも混乱が広がります。

そんな中、
銀姫が新しく入れた女中の中に
高杉の妻がいることが
都美姫にバレます。

雅は、奥から追い出されそうになりますが
自分を人質にすれば、
高杉は萩に攻撃しても
奥には手を出せず守れる・・と
言い出します。

銀姫は、この提案を採用します。
この銀姫や雅の様子に
美和は、母の強さを感じ、
羨ましく思うのでした。

 

 

伊之助の処刑の中止

一方、杉家にも
玉木彦介の死が伝わり、
父・玉木文之進、百合之助は悲しみます。

その頃、野山獄では
高杉小忠太が小田村伊之助の
牢の前へやって来て、
毛利敬親の命令で、
伊之助の処刑が中止になった
と知らせます。

そして、高須久子にも
息子が励まされたと
お礼を言います。

 

 

調停

勢いづく反乱軍に対して
戦を止めようと立ち上がった者がいました。

奇兵隊駐屯地に、梅太郎が
2人の男とともに、
和議の仲介をしたいと訪ねて来ます。

椋梨の政を正すよう藩主・敬親に言上すると
梅太郎は高杉と約束し、
その仲介を了解してもらいます。

そして、梅太郎たちは帰っていきますが、
その帰り道に暴漢に襲われます。

梅太郎は九死に一生を得るのですが、
同行の二人の男者たちは殺されてしまいました。

椋梨がいる限り、
藩主・毛利敬親に目通りすることは
もはや叶わない状況でした。

椋梨が黒幕として
この暴漢を手配していたことを知った
高杉は怒り、
海上の軍艦から、萩城に大砲を向けます。

 

 

それぞれの決意

奥の女たちの悲鳴と砲声が轟く中、
「この子を守り、
無事生まれた暁には、
私の手で育てる。」と・・
銀姫から新たな決意を
美和は聞かされます。

銀姫の決意を聞いた美和は、
反乱軍との停戦のため
梅太郎と敬親を会談させようと考え、
藩主・毛利敬親に直訴しようと決意します。

しかし、都美姫に阻まれます。

美和は、必死に都美姫に訴えます。

 


 

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