幕府軍からの3つの命令と諸隊の解散

                                         

長州藩は、幕府への恭順を示すため、
3家老が切腹、4人の参謀が打首となり、
小田村伊之助と、
伊之助の兄・松島剛蔵も捕らえられて
野山獄に投獄、
斬首の危機が迫っていました。

 


 

銀姫懐妊の奥御殿

一方、奥御殿では
懐妊した銀姫の世話係になった美和が、
懐妊のお祝いの品のチェックしていますが、
伊之助の身を案じています。

そんなある日、都美姫が
銀姫の元にやって来て、
医師の安心院洪庵を紹介します。

廊下では、
美和が銀姫に重用されているのを
心よく思わない日出と
杞憂する園山は
その旨を、鞠に言います。

 


 

諸隊の解散

椋梨家で、椋梨藤太が妻の美鶴に、
諸隊のことを話してます。

幕府軍から長州藩には
3つの命令が出ていました。

  1. 毛利敬親と元徳の謝罪
  2. 山口城の閉鎖
  3. 5人の公家衆の引き渡し

そして、藩の諸隊解散の
命令が出ていたのです。

長府の奇兵隊駐屯地では
赤禰武人、前原一誠、玉木彦介、野村靖らと
いきなり登場した山県狂介が、
解散するか、しないかで
意見を述べていました。

諸隊を解散すれば、
獄中の人たちをこれ以上、
刑に処さないと藩政府は言います。

なかなか結論が出ない状況に
敏三郎、伊藤利助は、
この八方塞がりを突き破るには
高杉晋作しかいない・・と思うのでした。

 

 

高杉の出立と松島の斬首

その頃、高杉は、
勤王の志士たちを支えその名を知られた
野村望東尼の庵に身を寄せていました。

高杉は、長州からの手紙を読み、
野村望東尼から旅装束を受け取り、
長州へ戻ることにします。

一方、萩城の椋梨らは
幕府への恭順をさらに示す方針を固め
あくまで解散をしない諸隊に対し
伊之助の兄・松島ら6人の政務員を斬首します。

寿が奥御殿の美和を訪ね、
松嶋のことを知らせ
死を覚悟した伊之助からの手紙を見せます。

寿は土下座して、美和に
伊之助の助命を頼み込むのでした。

 

 

高杉現る

長府の奇兵隊駐屯地では
赤禰が五卿を筑前に届け、
幕府への恭順を示そう話しています。

そこへ、高杉が現れ、言います。
「ざれごとじゃ」

高杉は続けます。

諸君らに問う。
戦うべき時はいつか?
今か?、先か?
もし先ならそこに大業の見込みはあるんか?
諸君、戦うか?、引くか?選べ !

赤禰から戦いが愚行だと言われますが
高杉は、ひるまず言います。

愚行ではない。これが忠義じゃ!!

この高杉晋作、毛利家譜代の武士である。
毛利家の誉とともに生きる。

もし諸君が、この赤禰に惑わされ、
敵の軍門に下るというなら
もはや何も望まん。

ただ一頭、馬を貸してもらいたい。
俺は戦う。

萩に向こうて
一里行けば一里の忠を尽くし、
二里行けば二里の義を示すんが今じゃ。

馬を貸せ。

その頃、野山獄では、伊之助に
寿からの握り飯の差し入れが
福川から手渡されます。

そこには、必ず助かる・・という
寿からの手紙が入ってました。

 

 

伊之助の斬首決定

一方、長府では、高杉と山県が
雪の中、宿で話しています。

高杉の熱い思いにも関わらず、
「挙兵しない」という結論を
諸隊は出したのでした。

「見えんか?
この程度の明かりじゃあ。
俺には見える。
また会おう」
高杉は、そう言って去っていきます。

そうしたある日、杉家では、
百合之助、滝、亀が
障子の張替えをしています。

そこへ梅太郎が帰宅し、
伊之助の斬首が決定したと知らせます。

伊之助の斬首の情報は
美和の元にも入ってきて
美和は動揺します。

その様子を、志乃たちが
心配そうに見ています。

第31話「命がけの伝言」その2 へと続く。

 


 

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