新選組と池田屋騒動

                                         

第25話「風になる友」その2 からの続きです。

長州藩が、京を焼き、その混乱に乗じて天子様を
長州に拐おうとしている・・・というデマを
新選組が触れ回っていることを
新選組の様子を探りに行った吉田稔麿から
桂小五郎は聞かされます。

稔麿が宮部鼎蔵たちに
危険を知らせようとしたその時
「御用改めである」という声が
池田屋の玄関の方から聞こえます。

 


 

池田屋騒動

声の主は、新選組局長・近藤勇で
沖田総司ら新選組の隊員を引き連れ
池田屋に入ってきました。

そして、長州に味方する志士達は
新選組に襲撃されます。a-shinsen002

稔麿は桂とともに、いったん脱出し
長州藩邸へ助けを求めに走り出したのですが、
突然、稔麿は立ち止まり、
戻る・・と言い出します。

「今戻れば、無駄死にじゃ !!」
と稔麿の両腕を掴み
必死で止める桂に、稔麿は言います。

「桂さん・・
僕は(松陰)先生に背を向けたんです。
あれが先生との最後やった。
ずっと負い目があった。
やから僕は表舞台には出んと、
皆に見えん風でええと。
じゃが、それは終いじゃ。
僕はもう逃げん」

そして稔麿は、桂の制止を振り切り
「桂さん、あなたは新しい国を作る人です。
後を頼みます」
そう言って、来た道を戻って行くのでした。

 


 

青天の霹靂

山口の宿で、久坂玄瑞が文と久米次郎と
3人で穏やかな時を過ごしている時です。

入江九一、野村靖、前原一誠、赤禰武人、
品川弥二郎、寺島忠三郎、玉木彦介、敏三郎
が、京で一大事があったと
血相を変えてやって来ます。

池田屋騒動で、宮部鼎蔵は自刃し、
稔麿は会津藩士に討たれたとのことでした。toshimaro

「俺は死なん・・・
お前らのおる・・・志は・・死なん」
稔麿は、そう呟いて息絶えたのでした。

稔麿の仇を討とう!
と、悲しみと怒りで叫んでいる塾生たちに
久坂は自分の感情を抑えて叫びます。

「頭を冷やせ !! 忘れたんか !?
我らは戦をしに京に行くんではない。
一時の情につられては事を仕損じる !!
稔麿の死も無駄になる」

久坂は、その後
来島又兵衛や重役たちを抑えに行きました。

 

 

京に向かう前夜

京に向かう前夜、入江九一は、
野村靖とすみとともに過ごします。

久坂も、久米次郎が寝ているそばで、
文と話をしています。

久坂は誰にも話すことができない
稔麿が殺された無念と悲しみと怒りを
文の前でさらけ出して泣きます。agenzui

そんな久坂に、
文は自分の夢を語ります。

いつの日か家を構え、
離れには塾を開き、
杉家に負けないくらいの
たくさんの子供がいる・・

文の夢の話に久坂が
さらに想像を膨らませます。

そこにあなたはいるのか・・
と、聞く文に久坂は言います。

「俺は、死なん!・・
せわあない・・
俺はおまえと共に生きる!」

そして、久坂は
ひとつ頼みがあると言い出します。
「お前の笑うた顔を見て行きたい」と・・

文は、思い切りぎこちなく笑ってみせます。

「やりすぎじゃ !!」
久坂は吹き出しました。
(このドラマも文がやりすぎなんですけどね・・汗)

そうして、元治元年6月、
久坂玄瑞ら総勢1500名の長州勢が
京へ向かって出発しました。

「久坂玄瑞様、行ってらっしゃいませ !!」
と、文は言って久米次郎と一緒に
久坂を見送るのでした。

 


 

コメントを残す